スノーモービルに免許は必要？取得方法も解説！

 

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冬に一度は体験してみたいウインタースポーツのひとつ「スノーモービル」。時速100kmに迫るスピードで雪原を走り抜ける爽快感が魅力です。そんなスノーモービルで気になるのが運転する際の免許の有無。ライセンスを取得しないと体験できないのかが気がかりなところです。

そこで今回の記事では、スノーモービルの運転には免許が必要なのかどうかを解説します。ライセンスの取得場所も紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

 

スノーモービルに必要な免許とは

結論から記載すると、山道や林道、私有地を走る場合は特に免許は必要ありません。そのため、スノーモービル体験ツアーなどに参加する際、あらかじめライセンスを取得しなければならないということはないので、安心して参加しましょう。

また、私有地でなく公道を走る場合には普通自動車免許が必要であり、ナンバープレートの装着も義務付けられていますが、ヘルメットを着用する必要はないことを覚えておきましょう。公道を走ることを想定していなければ、特に注意することはありません。

 

難関コースを走る場合や指導者になる場合は免許が必要

先述の通り私有地で走る場合は特に免許が必要ないものの、スノーモービル体験ツアーなどでインストラクターとして働く場合や講師として働く場合に免許の取得を求められることがあります。

また、体験ツアーのなかでも、長距離を走るツアーや難易度の高いコースを走るツアーで免許の取得を求められることがあるので注意が必要です。該当ツアーに参加する場合は免許が必要かどうかあらかじめチェックしておきましょう。

 

スノーモービルの免許を取得するには

スノーモービルの免許は、主に日本スノーモービル安全普及協会が発行しているインストラクターライセンスとヤマハスノーモビルライセンスの2種類です。講習料や受講資格などが異なるので、この項目で解説します。

 

日本スノーモービル安全普及協会インストラクター認定制度

日本スノーモービル安全普及協会が実施しているインストラクター資格認定講習会を受講し、審査を突破することで取得ができます。受講料は税込20,000円で、別途車両レンタル料金が必要です。

講習会には申請基準が設けられており、22歳以上であること・普通自動車免許を持っていて3年間無事故無違反であること・スノーモービルの乗車経験が2年以上あることの3つを満たす必要があります。

審査は安全確保に関する知識やメカニズムが問われる座学と操作技術や走行技術が求められる実技の2種類です。インストラクターとして認定されると、各都道府県にあるスノーモービルランドで指導したり、ライセンスの講習で講師を務めたりできます。なお、免許は3シーズン有効です。

 

ヤマハスノーモービルライセンス

ヤマハスノーモビルライセンスは、スノーモービルを安心安全に操縦するために設けられている免許です。講習では主に運転に関する技術やマシンの構造、走行時のマナーなどについて学びます。

費用は4,000円前後と安く、講習時間も45分前後と短め。また、年齢や普通自動車免許などの申請基準が設けられていないので、幅広い方が受講可能です。

ヤマハスノーモビルライセンスを取得することで、長い距離を走る体験ツアーや、難しいコースを走るコースに参加できるようになります。

 

免許はどこで取得できる？

スノーモービルの免許は、各都道府県に設けられているスノーモービルランドで取得可能です。スノーモービルランドは基本的にスキー場に併設されています。

ただし、スキー場によってはスノーモービルランドが併設されていない所もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

 

スノーモービルは免許なしで手軽に楽しめる

スノーモービルは基本的に免許なしで楽しむことが可能。年齢や性別を問わず、誰でも手軽に爽快感を味わえるのが魅力です。

ただし、長距離コースや難しいコースを走るツアーで免許が求められることがある点に留意しましょう。費用は4,000円前後で、基本的に誰でも受講できます。

なお、スノーモービルのインストラクターとして働いてみたい方は、日本スノーモービル安全普及協会が実施する認定講座を受講して資格を取得しましょう。